無料会員登録で閲覧可能に!

  • プレミアムコンテンツが1日1つ閲覧可能
  • 集合研修のお知らせあり

【運を引き寄せるマナー講座 第五回】態度で決まる自分の価値

皆様こんにちは。マナー講師・キャリアコンサルタントの高沢と申します。
今回の講座は「態度で決まる自分の価値」です。

これからの時代は「自分の価値は自分で高めていく時代」と言われています。
どのようにしたら自分の価値は高まっていくのでしょうか? 皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

態度を振り返る

今まで、マナーの大切なポイントをお話してまいりました。
「マナーは面倒くさいなって思われていた方、正直に手を挙げてください」と質問してみました。小川さんが挙げてくださっていますね。
そうですよね。本当にどなたも "マナー"というと堅苦しい難しいイメージをお持ちなのです。しかし、そうではないということが今までの勉強で学んでいただけたのではないでしょうか?

堅苦しいものや面倒なものではなく、マナーを学んでいくと人間関係が良好に紡いでいけます。そして「また会いたいな」と思っていただける自分になれるので、自分の価値というのが上がっていくのではないでしょうか?

この講座では「態度」ということが中心になっています。そう、マナーの中には「態度」というものが最後の五つ目としてあがってきます。
今まで「マナーなんか古臭いよ」と思っていた方は、そんな "自分の態度" なんて、あまり気にしていなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしこの講座で、もう一度ご自身の「態度」というのを振り返ってみてください。

態度の種類

「態度」には二つの種類があります。

一つ目が "内的な態度" これは簡単に言ってしまうと「気配り・心配り」ということです。気配りと心配りの違いはおわかりですか?
これは「り」を抜いて読むとわかります。気配(けはい)、心配(しんぱい)と音読みできますね。すなわち「気配を感じて心配をしてあげる」こと。 "気配" というのは、相手の行動や様子に気づくこと。そして "心配" というのは行動してあげることですね。
これができると、相手には「思いやりのある方」そして「自分を心配してくださる優しい方」というとても温かな印象が伝わります。心の中の部分ですね。

二つ目は "外的な態度" というのがあります。目に見える部分ですね。姿勢や所作、振る舞い方と言われています。
漫画右上の絵を見てください。これは外的な態度ですね。非常に横柄そうな態度に見えます。ここまで横柄にする人はいないと思いますが、日常には所作や行動というのがいつもありますよね? ちょっとした行動が変に取られたり、感じ悪く取られたりする事が多いです。
"ちょっとした癖" かもしれませんが、すぐに腕を組んでしまうことや、物を渡すときに片手でポイッと渡すこと。片手よりは両手で丁寧に渡された方が、人は感じよく受け取りますよね?

お辞儀によく言われる15度30度45度。こんな言葉がマナー講座にはありますが、それも "形" だけのことではなく、本当に深い謝罪「申し訳ない」というときに15度ぐらいの軽いお辞儀をしたら、相手には伝わらないですよね? そういう "所作" の意味もあるのです。
要するに「相手がどう受け取るか」によってくるということです。

この二つの要因(内的・外的な態度)が両方できると、素敵なビジネスマンになれると思いませんか?

ルールとマナーの違い

そして、マナーやエチケットに似た言葉で、よく "ルール" という言葉もあげられる方がいらっしゃいますが、ルールというのは "規則" です。規則というのは最低限それを守っていただかないと、社会生活が成り立たないものです。
例えば交通規則でしたら、守らないでいるとおまわりさんが来て、切符を切られたりすることもありますね? しかしマナーはしていないからといって、そういう罰則はありません。この違いは大きいですね。

最低限やっていくことがルール。ですが皆さん、最低の生活をしたいですか? 最低の人間と言われたいですか? そうではないですよね。そのためには罰則はなくても、この "マナー" というのがとても大事になってくるのではないでしょうか?
"自分の価値を高める" という意味でも、この「マナーを大切にしてる人」というのは、大きく価値を高める一つの要因になるのではないかなと私は思っています。

漫画左下に "チャンス" が逃げていく絵がありますね。自分が気づかないところでやっている行動、それによってチャンスが逃げていっている人もいるかもしれません。逆に相手のことを思いやって、相手に心を寄せて「また会いたいな」「あの人にまたお話を聞きたいな」「またあの人と仕事を一緒にしたいな」そう思っていただけたら、こんなふうにチャンスは逃げていかないですよね。

運を引き寄せる

「マナー」とは「相手のために」というお話をいたしました。ですが今まで学んでいただいて、皆さんお感じになったことがあると思います。相手のためにと思ってやる行動が、実は自分のためになっているということです。ですので自分のためにも、しっかり学んでいただきたいなと思います。

ビジネスマナーを身につけ "自信" を持つことによって、これから色々な世界が広がっていくのではないでしょうか? そして広がっていった先々で、良い人間関係が結べます。そうすると、講座の冒頭にお話したように色々な運が巡り、引き寄せてくれるのです。

「運」には2種類ございます。くじ引きのように誰にでも同じく確率がある運。もう一つは "自分の行動によって引き寄せてくることができる運" です。
この講座は「運を引き寄せるマナー講座」でした。たくさんの運を引き寄せて、皆さんこれからも幸せな人生を送ってください。

では「態度のポイント」です。
「態度」は "内的な態度" と "外的な態度" に分けられました。そして意外と自分では気づかないのですが、態度で損をしてる人、癖ですね。癖がついてしまっていて、態度として出てしまっている人、そういう方が見受けられます。
そして "気配り心配り" この違いをよく覚えておいてください。日常生活のどこにでも態度はありますからね。

まとめ

最後はマナーのまとめになります。
ビジネスマナーはなぜ必要だったのでしょうか? この講座全体を通して "マナーがある場合" マナーをしっかり学びそれを形に表すことができると、本当に良い人間関係がそこに生まれてきます。そうすると、運が皆様の側にどんどんと近寄ってきてくれます。
この逆として、チャンスに逃げていかれてしまう絵がありましたね? それを思い出していただき、ぜひ今回の講座を学んでいただいて、ビジネスマナーの重要性を振り返ってください。

皆さん、いかがでしたか? 「運を引き寄せるマナー講座」ポイントを絞ってお話をさせていただきました。
マナーというものは目に見えません。相手を大切にする思いです。まずここが大切。心がなく形ばかりが先行してしまうと、相手には感じよく思ってもらえません。
形だけを学ぼうとすると、マナーは面倒くさい、堅苦しい...そう思われるのではないでしょうか? マナーは相手を大切にする思いです。皆さんの優しい心です。それを相手にしっかりと伝えてください。それには形も必要ですということです。

この「心」と「形」の両輪が相手に伝わることで、素晴らしいとても良い人間関係が結べるのではないかと私は思っています。その結果、自分のところにも「運」という形で「チャンス」という形で返ってまいります。この講座を通して、もう一度皆さんの心の中や形を見直していただきたいなと思います。

学んでいただいてありがとうございました。

無料会員登録で閲覧可能に!

  • プレミアムコンテンツが1日1つ閲覧可能
  • 集合研修のお知らせあり

運を引き寄せるマナー講座

受講理解度チェック

本講座を受講した感想を入力してください。入力内容に応じて即時にフィードバックを行います。文字数制限はありません。講座を受講してあなたが「重要だと考えたポイント」「なぜそのポイントが重要だと考えたか」「今後自身が取り組まなければいけないこと」を記載してください。

関連コンテンツ