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【ビジネスマナー第二回】あいさつと敬語の基本

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。
今日は「あいさつと敬語の基本」ですね。ビジネスで特に重要なあいさつと敬語の基礎をしっかりと学んで、応用する前の土台をつくっていきましょう。

天龍さんタイプ? 小川くんタイプ?

早速進みます。
「あれ、もしかしてお客さん? どうしよう、どう対応したらいいんだっけ。」と天龍さんが困っています。そこに小川くんが「おはようございます。弊社に何かご用件ですか?」と声をかけています。

その後も雑談までしていて小川くんすごいと天龍さんが覗いています。天龍さんは「わたしも…」ということで「おはようございます!天龍と申します!」と頑張って声をかけましたが…遠すぎたようで気づいてもらえませんでした。

その一時間後、「小川くん、今朝はありがとね。クライアントも元気のいい若者だってお褒めになっていたわ。」と話しています。

◆ここで次へ進む前に少し補足です。基本的に人は「外向型(外に向けて発信することが得意な方)」と「内向型(外に向けて発信するのが苦手な方)」がいらっしゃいます。
内向型の方はこの天龍さんのように、どうしようどうしよう…と思ってしまいます。そういった場合に、どうしていけばいいのかという視点で、続きを見てみてください。

あいさつの基本

では漫画の続きです。「あ、あの諏訪さん」と天龍さんが手をあげていますね。
「挨拶に自信がないんですけど、どうしたらいいですか?」と。これは内向型の方は特に気にするところですね。すると諏訪さんは「そういう人こそ“挨拶は自分から”と心がけるといいわ。」とアドバイス。

挨拶の基本は
①相手を見る・・・なかなか苦手な方もいらっしゃいますね。
②明るく挨拶
③お辞儀をする・・・ここ注目です。角度が30度とありますが、大体このぐらいだろうなという感覚でいいです。この角度を覚えておくと、いきなり人が来ても慌てずに済みます。

あいさつのタイミング

そして自信のないときや緊張している時ほど、しっかり挨拶しましょう。これには少しコツがありまして、相手から「おはようございます」と言われると気圧されてしまったり、心が少しビクッとしてしまいますよね。

なので先手必勝という訳ではないですが、自分から相手を見て「おはようございます」と言ってしまうと、少し気持ちが楽になるものです。そうすると相手も安心して打ち解けた雰囲気になれるということです。

そして社長が部屋へ入ってきたところへ「社長、ご苦労様です」と小川くん。これはいけません。「ご苦労様」は基本的には使いません。上の方には「お疲れ様です」としましょう。これは日本語のおかしいところなのですが、ご苦労様というのはあまりよろしくないので、お疲れ様ですと言ってください。

最後に「2人とも、これからお客さまに会う前に、お辞儀と敬語の基本を確認しましょう。」と諏訪さんが声をかけ、漫画は終わっています。

まとめ

まとめに入りましょう。
「あいさつの基本」
・「挨拶は自分から」を心がける → 先ほど先手必勝とありましたが、先に挨拶をすると、すごく気持ちも楽になります。
・先にあいさつ、後でお辞儀 → 一緒にあいさつをする方もいますが、なるべく少し時間差でやるのが正しいやり方かなと言えます。
・明るいあいさつが誠実さや信頼感を生み出す → 暗い顔で「おはようございます」とやるよりも、ハキハキと「おはようございます!」とした方が、当然気持ちがいいですね

「あいさつの角度と使い分け」
これを知らない方が多いのですが、
①0度=目礼
⑤90度=拝礼
これらはそんなに覚えなくてもいいのですが、

②15度=会釈
③30度=敬礼
④45度=長寧礼
これらは覚えておいたほうが良いです。特に使うのが③ですね。敬礼は初対面でのあいさつや名刺交換をするときです。

これは私もすごく気をつけております。「だいたいこのくらいが30度だろう」というところで止めていますが、これは覚えておくのがおすすめです。

「敬語の基本」
よく使うあいさつと、よく使う言い回しとありますが、これは絶対に覚えておいてください。
・あいさつでは特に「お疲れ様でした」「お先に失礼します」この2つはよく使います。
・言い回しでよく使うのは「いつもお世話になっております」「本日はお忙しい中、お時間頂きありがとうございます」ですね。電話やメールでも使いますし、営業で相手に時間をとってもらう時などにこの言い回しをよく使います。しっかりと覚えておきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。挨拶と敬語といっても、簡単なようで実は奥深いというものがあります。シンプルですがしっかり覚えておかないと、後で恥をかいてしまいます。
特に日本語は言い回しが難しいので基本が大事だということですね。

では今日の講座はここまでとします。また次の講座でお会いしましょう。

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