【ビジネスマナー第一回】入社前の心構えと身だしなみ
皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。
さあ今日は「入社前の心構えと身だしなみ」ですね。おそらくこの動画を見ている方は、これから入社されるか、入社されて間もない方が多いかと思います。
「入社前の心構えと身だしなみ」と書いてありますが、入社後もベテランになってからも当然これはすごく重要なことなので、 しっかりと基礎を覚えていきましょう。
身だしなみとは
さっそく漫画に進みます。
こちらマツアドという会社の出来事です。「ねむい」といきなり女性が目をこすりながら出社してきました。何か夜更かしをしたようですね。そこへ「あれ、もしかして同期の人?俺小川って言いますよろしくね。」と、チャラい…いや爽やかな男性が来ました。
この男性を見た女性の方は、「服装これで良かったのかな」と考えています。広告会社なので、もう少しはじけてもよかったのかなと少し考えていますね。
そこに「小川君と天龍さんだね。マツアドへようこそ。」と(女性は天龍さんというのですね)社長の松本さんが声をかけています。
何かを教えるのかと思ったら、諏訪さんという女性に全て任せてどこかへ行ってしまいました。その諏訪さんはいきなり「あなたたち、身だしなみがなってないわよ!」と釘を刺しておりますね。さあどこが「身だしなみがなっていない」のでしょうか。
「小川くんは身だしなみで大事なことはなんだと思う?」と諏訪さんが聞くと、「おしゃれと清潔感」と言っていますね。天龍さんに聞くと「シワや汚れがなく、肌は健康的で、フケや寝癖のない髪型…」と言っています。
相手目線と安心感
さあこれどちらが正しいかというと、どちらもおそらく正しいのですが、その前に「相手目線と安心感」があるのかというのを、考えなければいけません。
まず「相手目線」というのは、ビジネスに常に欠かせないもの、つまり自分目線ではなく「相手からどう思われるか?」です。
なぜかというと、顧客や取引先に必要とされるから私たちは仕事をすることができます。相手の立場に立ったときに、どんな見た目の人と仕事をしたいかというと「信頼できそうな人」ですよね?
だからこそ相手目線で安心感が必要だということです。
この「相手目線と安心感」をキーワードとしてしっかり覚えておいてください。
このキーワードを基に先ほどの2人の答えを考えてみましょう。
まず小川くんは、自分のおしゃれを追求するのも素敵です。当然広告会社なのでおしゃれというのは大事ですよね! ただそれ以上に「相手に信用してもらえるか」を忘れないで欲しいですね。
次に天龍さんは、服装は問題ありませんね。ただ「もう少し胸を張って」と諏訪さんは言っています。胸を張ってというのは、もう少しハキハキと自信を持ってくださいねということです。
何となくしょんぼりとしていると、服装が良くても、やはり相手に安心感を与えませんよね? だからこそ胸をはってくださいということです。
真のマナーとは
またビジネスマナーは「ルール」でも「テクニック」でもありません。「一番大事なのは相手の立場を考える思いやりの心」と書いてありますね。相手目線も安心感もそうなのですが、とにかく「相手の立場を考える」というのがビジネスマナーではとても重要です。
だからこそ今見ていただいている(入社前や入社直後、もしかしたらベテランの)方々もいらっしゃるかもしれませんが、「相手の立場を考える」「相手目線」「安心感」というのはしっかりと覚えておいてください。
これがあると、例えば営業でも受注の増加につながり、様々な方が自分のことを助けてくださるという非常に大きなメリットがあります。だからこそ、たかがビジネスマナー・服装といっても奥が深いということですね。
まとめ
では今日のまとめに進んでいきます。
「社会人の心構え」
天龍さん、かなり遅くまで本を読んでいたようですね。これはあまり良くないですよね…では社会人の心構えとして何が大事かというと、
・インプット(つまり覚えること)もアウトプット(行動すること)も大事ですね。
・自分中心から相手中心へ考えを変えてみよう
・継続的に行動し成果を出すことで評価される
3つ目に注目してください。最初に何かやろうと決めても、それを継続するということはなかなか無いと思います。意識していないと継続的にできないということですね。
だからこそ意識して継続的に行動して習慣にする、そして成果を出すことでいろいろと評価をされるということであります。
「マナーは相手目線の思いやり」
皆さん「ルールとマナーの違い」はご存知でしょうか? 漫画に書いてありますが…
「ルール」・・・基本的に自己流とかはあまり無いですね。守らなければ意味がないです。
「マナー」・・・作法や状況に合わせて自分で考えたりします。そして思いやりの心で接すること。
このルールとマナーをしっかりと使い分け、それぞれ何が大事かを覚えておいてください。
「身だしなみのキーワード」
相手目線と信頼感を意識してください。特に服装・靴・髪型・持ち物・エチケットですね。自己流でおしゃれをするというのは、まず相手目線と信頼感を意識して実力がついたらやりましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。今日は本当に基礎的なところをお話いたしました。
入社前に「心構えと身だしなみ」については、最低限このレベルはしっかりと覚えておいてください。ここから自己流をどんどん積み上げて、自分なりのおしゃれや自己主張をしていきましょう。
守破離って皆さんご存知かもしれませんが、まずは「守って」から、色々と「応用」して、「自己流」に切り替えるいうものです。今日は特に守るところを意識していきましょうということでありました。
では本日の動画は以上となります。また次の動画でお会いしましょう
ビジネスマナー
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