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アイデアソン

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。
さあ今日は「アイデアソン」。この言葉を聞いたことがある方はいらっしゃいますか? アイデアソンとは「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語です。では実際に何をやるのか、今日もじっくりと見ていきましょう。
イノベーションにとってこのアイデアソンがなぜ必要かということも、併せてご説明いたします。

アイデアソンとは

早速参りましょう。
前回の続きで瞬くんがどこかに連れて行かれましたよね。ここはどこかというと「僕の会社が運営しているシェアオフィス。別名イノベーションオフィスとも呼ばれているね。」と言っております。この人は中村さんというのですが、中村さんとその仲間の女性がアイデアソンをやるようです。ここに瞬くんも参加していくお話です。

「アイデアソン」、先程も言いましたが、これは「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語です。つまり脳に汗をかいて、アイデアを沢山出していく。それも、30分〜1時間という時間ではなく、もっと長い時間かけてやっていく...これをアイデアソンといいます。

アイデアの絞り込みとブラッシュアップ

「アイデアも出尽くしたかな?」ということで2時間アイデアを出し合いました。ここからは、そのアイデアとイノベーションの違いが出てきます。まずアイデアの絞り込みをやっていくのですが、漫画左上のところを見てください。「アイデアを絞り込み、どのアイデアをブラッシュアップさせるかみんな印をつけてください」と言っていますね。俊くんも印をつけましたが、「D」が一番多かったようです。

アイデアの講座をご覧になられた方は分かるかと思いますが、実際にアイデア出しでも「発散」と「収束」をやっていきます。今回のアイデアも発散と収束を行います。
つまり「アイデアを出し合って絞り込んでいく」わけですが、ただイノベーションの場合はもっと上の段階、つまりアイデア同士をくっつけたり、ブラッシュアップさせたり、そういったことをやっていきます。この辺りは後ほどご説明しますね。

持続的/破壊的イノベーション

すると「その前にこのアイデアは、持続的イノベーション? それとも破壊的イノベーション?」と中村さんが聞いています。聞き慣れない言葉が出てきましたね。
この「持続的/破壊的イノベーション」とは何かといいますと、
「持続的イノベーション」は常にお客様のニーズがあってこそのイノベーション、つまり今までの商品改良や組織改革、そういったものが前提となって初めて起こせるイノベーション。
「破壊的イノベーション」は市場を一気にひっくり返してしまうような、そういったイノベーションのことを指します。

近いところですと、Amazonはまさにこの破壊的イノベーションの代表格ですね。またここにもありますが、民泊サービス。これは当初、投資家には全く相手にされませんでした。金融機関もそうです。なぜかというと、ホテルやゲストハウスがあるじゃないか、民泊なんてわざわざ使う人いないよ、というのが市場の判断だったのです。しかし今では当たり前になってますよね。つまり最初は見向きもされなかったのに、気づいたらいつの間にか市場をひっくり返している、そういったものが破壊的イノベーションとなります。

その後、瞬くんが何かに気づきましたね。この「オンライン」というところに注目したのですが、オンラインでチラシ印刷、ネットで全て完結するサービスなんてありますよね。例えばラクスル・ASKULなどといった会社がありますが、それをヒントに何かに気づいた瞬くんは「金属加工の下請けって、業界の当たり前が多くないですか?」と言っております。
実際に金属加工の業界でもそうですが、他の業界、特に建設業や不動産業などそういった業界も「当たり前」というのはとても多いですね。その「当たり前」を崩すのが、一つのイノベーションのきっかけになりうるということになります。

この後瞬くんが「このアイデアソンが終わったら、僕のアイデアもブラッシュアップしてもらっていいですか?」とみんなにお願いしています。そしてもう1回アイデアソンをやっていったというところで、漫画は終わっています。

アイデアソンのステップ

さぁ今日の解説に進みます。
まず「アイデアソン」です。これはアイデアとマラソンを組み合わせた造語だということ。そしてその中身としては、特定のテーマを決めて、そのテーマについてグループ単位でアイデアを出し合い、その後結果を競うというイベントです。

後ほどご説明しますとした部分ですが、実際は2時間・4時間ととても長い時間アイデアをブラッシュアップさせて、絞り込んでいきます。他にもアイデアソンのステップとして、まずアイデアを出し切ることが大事です。出し切った後に絞り込む、そしてそこからブラッシュアップさせて、またそのアイデア同士をくっつけるという事もやっていきます。それが一つのポイントです。

オンラインによるイノベーション

次に「持続的/破壊的イノベーション」という言葉が出てきましたが、このイノベーションには二つの種類があります。
先ほどお話したように、持続的イノベーションはあくまでもお客様の土台があってこそできるイノベーション。対して破壊的イノベーションは、最初は見向きもされなかったのに、いつの間にかそれがスタンダードになっている。つまり市場がひっくり返されてしまうイノベーションです。

破壊的イノベーションにはオンラインのイノベーションが多いです。例えばこの民泊もそうですが、Amazonもそうです。色々なオンラインのサービスは、それまでの市場をひっくり返す可能性があります。だからこそ、何かイノベーションを考える時には、まずオンラインに注目していくといいアイデアが出てきます。

いかがでしたでしょうか? このイノベーションですが、アイデア出しと決定的に違うのは、アイデアの取捨選択をするだけではなく、そこからブラッシュアップさせていく、つまりアイデアを磨き上げて実現可能な段階まで持っていくのです。

以前も話しましたが、いわゆるアイデアというのは、あくまでも企画などそういった戦術の部分にあたります。対してイノベーションは戦略の部分にあたります。この二つの違い、絶対に覚えてくださいね。イノベーションは戦略で、アイデアは戦術。だからこそ戦術にあるアイデアをブラッシュアップさせて、戦略レベルまで持っていかなければいけない、というのが今日の講座の内容です。

いかがでしたでしょうか? 次回は今日出たイノベーションの種、それを育てて新規事業を行うといったところまでを説明していきます。
また次の講座でお会いしましょう。

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