コミュニケーションの変化

こんにちは。戦略デザインラボ中小企業診断士の中田です。

ちょっと質問なんですが、皆さんの中でコロナが流行りだす前から「リモートワークしてたよ」あるいは「そういうオンラインツールを使ってたよ」という方はどれぐらいいらっしゃいますか?
私達は、職業柄割と早い段階からZoomやTeams、あるいはオンラインセミナーみたいなことにも、対応してきた方かなとは思ってます。

ただその頃はやっぱり「オンラインでやりましょう」と言っても、みんながみんなついついてきてくれる訳でもなくて、ほとんどの方が「やったことない」「知らない」「出来ない」という感じでした。

というかむしろ「オンラインで」なんて言うと「いや。初回はせめて対面で...」みたいな「対面じゃなきゃ失礼でしょ」みたいな雰囲気すらありました。
「現地まで来てくれ」と。それこそ南は天龍村から、北は栄村まで走り回るみたいな...それが当たり前という時代だったと思います。

でも今はどうですかね? この "コロナ" というものをキッカケに、ガラッと認識が変わったと思います。「オンラインが失礼」なんてことを言い出す方々はほぼ絶滅しましたし、年齢の上の方々も普通にオンラインミーティングとかできちゃってます。
下は小学生達も「ハイブリッド授業」とか「休校になってもオンラインで授業します」みたいな感じで、普通にみんなができるようになった、そんな感じかなと思います。

というわけで、今日はこの「コミュニケーションの変化」ということを改めて見ていきたいなと思います。

"察して"文化をやめる

真面目な天龍さんが "リモートワーク" について調べています。取引先の方から「リモートでプロジェクトやりましょう」という提案を受けたので、実際のところ「どうやってやればいいのかな」と調べていますね。

何かリモートで仕事を進めるコツがあるのか? という質問してます。「リモートならではの注意点みたいなのってあるんですか?」と。
そしたら諏訪さんが「 "察して" 文化から脱却する必要がある」と言ってます。

「察して」文化。
日本人は特にありますよねそういうの。「言わなくてもわかるよね?」「空気を読めよ」というこの同調圧力が非常に強い。ですので、いくら政府が「もう外でマスク外していいよ」と言っても、みんな外でもマスク着けてません? なんだか「周りとの空気をすごい大事にする」みたいなとこがあると思います。

リモートでの仕事を進めるためには、オンラインのビデオチャットみたいな、一応リアルタイムで、フェイス to フェイスとは少し違いますが "顔が見える" というものだけではなく、当然今まで使っていたメールやチャットのような "文字ツール" 文字でのやりとりというのが、結構多くなるかなと思います。

私も実は、お客さんたちと仕事をするときには、その顧客企業ごとにあるオンラインツールのグループを作って、そこでチャットでのやりとりというのがメインになってきていますね。そこでは文章が中心になるので「空気を読め」という風習はもう通じないわけですよ。

発信と反応は対面より丁寧に

リモートでのやりとりでキーとなるのは、ズバリ「発信と反応」だというわけなんですね。
例えば「いい感じにアレしといてください」とか言っても、対面だったら「いい感じでと言うと、つまりどっちですか?」何か色だったら「寒色系ですか? 暖色系ですか? 」と、パパって会話の中でなんとなく掴めたりすると思います。

ですが文章だとすごく具体的に「1、何々 2、何々 3、何々...以上3点お願いします!」みたいな。「きっちりと伝えなければ伝わらなくて当たり前」ということになるわけです。

そして、その発信を受けた側も「5つも頼まれてどうしよう...とりあえず今すぐ全部回答できないから後でにしよう」と思ったとしても、そこで一度受け止めた返事「わかりました、3日以内にお返事しますね」とか「後ほど確認します」みたいな、何かしら反応を返しましょう。「いいね」ボタンとかでもいいですよね。そういう「読んだよ」「わかったよ」「怒ってないよ」という反応を返してあげてほしいなと思います。

天龍さんが言っていますが「発信する側からしたら、相手に伝わったかどうかわからないと不安になる」と。既読スルーになっていると、これは既読したけど返事を忘れたってことなのか、あえて無視してるのか、それとも何か怒っているのか...分からないですよね? なのでちゃんと反応を返してあげてほしいなと思います。

リモートワークのポイント

では今日のまとめです。
「リモートワークの注意点」
・「察して」文化から脱却する。 → ちゃんと言うってことですね。
・「言わなくてもわかるはず」みたいなのはNGです。 → 恋人同士のラインじゃないので、ちゃんと言いたいことをしっかりと明確に発信する。 "伝える" ということが大事になります。

「リモートでのやり取りのキー」
チャットでもメールでも何でも同じです。「発信しなければ伝わらない」だからちゃんと伝える。そして伝えられた方は「伝わったよ・わかったよ」とリアクションを返す。あるいは内容が分からないのであれば「この点について確認です」とまた返してあげる、ということが大事になってきます。

というわけで、この次は「文章のコミュニケーション力」というものについて学んでいきます。

今回の講座ではコミュニケーションがこういうふうに変化してきて、だからこそ「こういうことに気をつけなければいけないんだ」というポイントを理解していただけましたでしょうか?

また次の講座でお会いしましょう。ごきげんよう。

オンライン時代のコミュニケーション

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