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【ロジカルシンキング第三回】MECEとフレームワーク

※下部にマンガとスライドの用意があります

こんにちは。戦略デザインラボ中小企業診断士の中田麻奈美です。今日のテーマはこれ、MECEとフレームワークです。聞いたことがあるよという人も、聞いたことないよという人も大丈夫、この講座でしっかり学びましょう。

MECEとは?

早速漫画の解説に入っていきたいと思います。今日のテーマであるMECEとフレームワークは、私自身、毎日ほぼ無意識に使っているぐらい頭の整理に役立つものなので、騙されたと思って一緒にやってみましょう。その題材に使うのが、この前作ったロジックツリーです。

覚えていますか? 小川くんが何でモテないのかという理由を洗い出すあれです。その洗い出す要素が漏れなくダブリなくできているか、この漏れなくダブリなくっていうのがMECEなんですね。しかし、小川くんがモテない原因なんて山ほどあるから、漏れなくダブリなく分析するのはすごく大変じゃないですか? と天龍さんがきつい一言をかましてます。

その通りだと(笑)。しかも、漏れがないかダブっていないかばかりに気を取られていると、まずダーッと発想を膨らませましょうという肝心な部分がおろそかになっちゃうよねと。

フレームワークの活用

だから、考え方のフレームワークが存在するわけですね。天龍さんは数学的に分解していますね。私個人の感想としては、天龍さんは外的要因に着目してて、小川くんは自分自身の内面、つまり内的要因に着目しているなと思います。

外と内、切り口の分け方ですね。天龍さんはその中でも数字に注目しています。いい人に出会う確率と、マッチングの回数が彼女の人数と分析していますね。掛け合わせると、彼女ができる。そんなうまくいきますかね? というのはちょっと置いといて(笑)、この”数字”というものが一番客観的で誰にでも分かりやすいです。

数字による客観的な分析

数字による分析は、実務のいろんなシーンでも使えます。例えば売上を分析するなら、単価×人数、単価×個数という切り口が浮かびますね。そして実際に入店した顧客のうち、何割が実際に買いますという感じでどんどん分解ができていきます。数字という切り口で分解できていく。あと二極化というのも有効です。オンラインとオフライン、高いと安い、みたいな分析もあります。

漫画の中にありますが、このようにマトリクス図に表してあげると、みんなに見える化されて、誰が見ても分かりやすくなるので議論が進みますよね。実務でもすごく生かしやすいんですよね。自分1人で考えるときも、まず書いてみるというのがすごく有効です。

切り口を考える

というわけで、早速今日のまとめに入りたいと思います。
MECEとは「漏れなくダブりなく」。それがロジカルシンキングの基本です。でも、いきなり何の脈絡も指標もなく全方位に考えられる人なんて、それは私ぐらいです、なんてね。頭の中で出来ていても、まずはちゃんとフレームワークを使って、漏れやダブりがないよう分析してみてください。

フレームワークとは「考えの型」です。議論の切り口。同じ切り口を持つからこそ、問題点に対して論点がずれることなく課題までたどり着けます。数字なら数字という切り口で、単価や購買数、経費や利益といった数字に注目します。そこでいきなり、性格が良い悪いとか違う次元の話に飛ばないわけですよ。同じ切り口で話ができるというのがポイント。

また二極化というのも有効です。オンラインとオフライン、高いと安い、みたいな。ロジカルに考えるときには、MECEで漏れなくダブリなく。いきなり全方向で考えるのは無理だから、まずはフレームワークを使ってみるというのを意識してみてください。

ということで今回の講座はここまでです。MECEとフレームワークについて理解できましたか?
それではまたお会いしましょう。ごきげんよう。

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ロジカルシンキング

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