目標を達成するPDCA

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。今回は「目標を達成するPDCA」ということで、PDCAについての理解を深めていきましょう。

PDCAとは?

PDCAという言葉、おそらくあなたも聞いたことがあるかと思います。ただ、これをちゃんと理解してちゃんと使っている方というのは、とても少ないです。とても少ないということは、この講座でしっかりと覚えればそれだけ差をつけることができる、ということですね。
では漫画の振り返りをしていきましょう。まず天龍さん、私のデザイン上達してるのかな? と悩んでいます。うまくいっている感じがしない。そこで天龍さん、早速ロジックツリーを使っています。しかし実際に使ってみたら、課題がいっぱい。ちょっとどうしようかなと悩んでいます。そんな天龍さんと小川さんに対し、諏訪さんは「2人はPDCAサイクルを身につける必要がありそうね」とアドバイスをしています。


天龍さんはPDCAについて確認をしていますが、まさにこの通りですね、PLAN=計画、DO=実行、CHECK=検証、そしてACTION=行動ですね。これがセットになってPDCAという言葉になります。
ただ、ここでアクションという言葉が最後にありますが、これをADJUST=アジャストという言葉に変えると良いです。検証をして、次の計画のために調整するという意味ですね。なので、計画・実行・検証・調整という流れになります。そうすると、ただACTION=行動を起こすという言葉よりも、ちゃんと検証結果を踏まえ、調整をした上で行動をするという意味合いになります。

問題点を探る

諏訪さんはさらに問いかけます。志望校に向かうとしたとき2人はどうした? と。小川さんはとにかく猛勉強、天龍さんは目標を重視。さぁ、これはどちらが良いでしょうか。結論から言うと、これはどちらも重要なんですね。小川さんはDOを重視し、天龍さんはPLANを重視しました。この二つがとてもとても重要なんですが、両方バランスよくやっていかないと意味がないです。例えば計画は完璧だけど、全然実行に移せなかった、または計画なしで行動ばかりしていた。
どちらかに偏ってしまうと、チェックとアジャストができません。CHECKとADJUSTに繋げるためにも、PLANとDOが重要なんです。

PDCAを導入する人としない人の違い

PDCAを取り入れる人とは、すなわち「目標に向けて計画を立てる人」「計画をきちんと実行する人」です。検証と調整のサイクルがうまく行くため、着実にステップを踏んで成長することができます。これに対してPDCAを取り入れない人は、「行き当たりばったりで3日坊主」。これは皆さんも経験あるんじゃないかなと思います。私はいっぱいあります(笑)。
例えば年初の目標で「腹筋をやって腹の筋肉を割る」なんていう目標を立てるのですが、だいたい1週間も経たずに終わります。これはいわゆる「DOが弱い」というパターンですね。


このように、PDCAにつまずく理由として三つの大きな原因があります。
一つ目、完璧な計画を追い求めすぎて実行に移せない。例えば先ほどの腹筋ですと、腹の筋肉を割るには相当量の腹筋が必要です。そんな大きな目標を立てても、きついから途中で終わってしまうのが関の山ですね。
二つ目、計画なしで実行した結果目標に届かない。これは小川さんのパターンですね。計画がないと、どうしても行き当たりばったりになってしまいます。目標がない、目指すべきものがない。そうすると、どっちに行ったらいいのか分からなくなりますので、ここは気をつけてください。
そして三つ目、検証と調整を怠ってしまう。ここを怠ってしまうと、やりっぱなしになり成長には繋がらないということですね。

PDCAサイクルを回す

最後に「PDCAサイクルを回す」とありますが、PDCAは一つのサイクルと考えて繰り返さないと駄目だということですね。例えばPとDだけやる、PとDとCだけやる、これは悪いパターンです。PDCで終わってしまい、アジャストにつなげることができません。

ではアジャストをうまく考えるにはどうすれば良いでしょうか? そこで出てくるのが、前回やったロジックツリーです。例えば実行した結果、チェックで「ここが達成できなかった」という部分があるとしましょう。そうしたらロジックツリーで、こういう原因があったかもしれないと深掘りをしていきます。そうしたら次は「このように修正を図る必要がある」と、課題に繋げていく。すると次のPDCAサイクルを回すことができます。
これができれば一歩一歩ステップを踏んで成長することができます。


今日の講座は以上となります。どうでした? PDCAという言葉、聞いたことある方もいらっしゃったかと思います。ですが例え知っていたとしても、ちゃんと理解し、ちゃんと実行するということがとても重要です。次の講座からもPDCAの使い方をどんどん解説していきますので、ぜひこのPDCAをマスターしてみてください。

では次の講座でまたお会いしましょう。

PDCAで仕事を進める

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