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【人が集まる採用活動 第二回】人を集めるときの鉄則

皆さんこんにちは。戦略デザインラボ 中小企業診断士の岡本です。
さあ今日は「人を集めるときの鉄則」前回は導入部分をお話ししましたが、今日はいよいよその中身、何をやるか? 誰に発信するか? どのようにやっていくか? といった鉄則をしっかりと覚えていきましょう。
これはマーケティングというフレームワークに近い形ですが、それをまずは前提として覚えるということでさっそく漫画に進みます。

3つの鉄則

「人を集めるときの鉄則は採用も集客も同じです」と諏訪さん。それは「誰に・何を・どうやって伝えるかを考え実行すること」とあります。そして「情報発信をするときは、相手の気持ちを想像しきることがすごく大切」つまり【誰に】というのをしっかりと定めて【何を】届けるか。そして【どのような】手段で提供していくか? というのを相手の気持ちになってやっていくことが大切です。

ではどのようにやっていくのでしょうか。
諏訪さんが「今求めている人はどんな人ですか?」と社長に聞いております。社長は「そうだなあ、新卒でも中途でもいいから、素直なやつがいいな」「あとうちに合いそうな人・・・人あたりがよくて、仲間思いで、わりと几帳面」さらに「うちは女性社員がいるから、もっと数増やしたい。施工管理は経験積むと独り立ちも出来るし、子育ての後の復職もできると思う」と。かなり内容が盛りだくさんになっていますね。

これだけあれば大丈夫だと諏訪さんが言っておりますが、これを大丈夫にするには、大事な点が2つあります。

情報発信で大事なこと

一つ目は「【誰に・何を】は具体的に考えよう」ということ。
例えば新卒の男性と中途の女性、それぞれ重視することというのは違いますよね? 漫画にもありますが「面白い先輩が多い」ことと「勤務時間を柔軟に調整できる」それぞれニーズは全然違いますね?

その時に会社がそれぞれのターゲットへ、それぞれのニーズに向けて情報発信をしていないと歓迎されない、つまり「私には関係無いな・私は必要とされていないな」と思ってしまいます。
なので手間はかかりますが、ステータスや職種で職域が異なる候補者を集めたいのであれば、それぞれに向けた情報発信を考えるということです。

そして二つ目「何をどうやって」はとにかく改善し続けるということです。
これは情報発信の基本になります。例えば【何を】コンテンツで【どうやって】媒体、メディアなどとしましょう。そうすると媒体の候補が非常に多いですよね?

オフラインで実際の現場活動であれば、説明会・ハローワーク。
オンラインであれば、求人広告・検索エンジン・SNSまたは動画サイト等。

などがあります。なので一番近い駅にポスターを出してもいいわけです。これが媒体、つまり【どうやって】のところになります。

まとめ

このまま解説に進みます。
「人を集めるときの鉄則」
①誰に ②何を ③どうやって これをしっかり覚えておいてください。これがないと一緒くたになってしまいます。一緒くたになってしまうとどうなるでしょう? 「私には関係ないな」「僕には関係ないな」ということで、その情報が見逃されてしまう、または捨てられてしまうということはよくある話です。

ですので、この①誰に②何を③どうやってはしっかりと定めていくということです。

そして漫画の最後の部分に少し補足しますと「採用活動の情報発信で大切な2つのこと」というのがあります。
①「誰に・何を」は具体的に考える
これは先ほど少し話しましたが、新卒の男性の発信と中途女性の発信では、まったくニーズが違いますよね? だからこそ情報を分ける必要があるということ。そしてそれぞれに向けて具体的に考えていくということが重要になります。

②「何を・どうやって」は改善し続ける
【何を】=コンテンツ(つまり中身)そして【どうやって】=媒体。
まずこの2つの仮説を立てます。例えば「こんな人に・こんな情報を・こんな手段で送ったらいいな」というのを考える。それを実際にやってみて、改善をして、改善を踏まえた内容をまたやってみて・・・と繰り返していく。繰り返すことでどんどんと採用率につなげていくということですね。

ですので、まずこの【誰に】【何を】【どうやって】のうち、【誰に・何を】を具体的に考えて【何を・どうやって】は改善し続ける。この2つの軸で中身を覚えておいてください。そして実は【誰に・何を・どうやって】の順でやらずに、【誰に・どうやって・何を】の順でやっていきます。
それについては次回の講座で詳しくお話しいたします。

いかがでしたでしょうか? 今日から採用活動の具体的な内容に入っていきましたが、この後もどんどんと実際の内容を踏まえながら「こんなことをやったらいい」「こんなふうに検証したらいい」などのお話をしていきますので、ぜひ次回以降の講座も楽しみにしていてください

では今日はここまでとします。また次の講座でお会いしましょう。

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