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【効果的なプレゼンを作る 第二回】プレゼンには型がある

こんにちは。戦略デザインラボ中小企業診断士の中田です。
今日のテーマはこちら「プレゼンには型がある」です。

前回プレゼンの本質について学びましたよね。プレゼンの主役は誰でしたか? …そう、「聞き手」。聞き手の皆さんにしっかりとお届けするために、正しい準備がありました。覚えてますか?
1.内容設計
2.資料作成
3.実践練習
でしたよね。プレゼンを形にしていく時には、基本となる決まった「型」があります。よく「守」「破」「離」って言いますが、いきなり自己流の型破りな所を目指すんじゃなくて、まずはこの「基本の型」をしっかりと身につけて、その後自分なりのアレンジが出来るようになるといいですよね。

内容設計の「型」

では早速漫画を見ていきたいと思います。
同じような事を諏訪さんが聞いています。「プレゼン資料の作成前に大事なことは?」そう、1の内容設計ですよね。まずは全体の構成をしっかりと組んで、どんな情報を伝えるのか、内容を精査するのが大切です。でも、この「内容の精査」って具体的にどうしたらいいのかわからない。
...大丈夫です! そこにも型があるんです。内容を整理する時には、伝えたいことを「6W2H」で自分に投げかけるのがポイントです。5W1Hは聞いたことがあるけど、6W2Hは1個ずつ増えてますよね。全部で8個。これ覚える必要ないですよ!この図を見ながらやればいいんですからね(笑)。

8つの問いかけ

でもいきなり8個考えるのは難しいので、まず最初に大事なこの3つをやりましょう。「What」「Who」「Why」の3つ。これを明確にすると、プレゼンの着地が分かりやすくなります。天龍さんの場合でしたら、
What(何を)→キャッシュバックキャンペーンを
Who(誰に)→大口のクライアント様に
Why(どうしてそれをご案内しなきゃいけないか)→LTV向上のために

LTV=ライフタイムバリューと言いますが、今後も契約を継続していただく為に、これをご案内しなくてはいけない。じゃあこういう資料が必要で、こういう伝え方だなという様に、どんどん要素が出てきます。これをどんどん具体的にしていくと、プレゼンに必要な内容が見えてきます。

内容が精査出来たら、いよいよ構成を組み立てていきます。つまり、6W2Hに沿って色々な材料が出てきますね。「あれを言わなきゃいけない...」「これも入れなきゃいけない...」それらを組み立てていくにも実は基本形があるんですよ。

基本構成の型

小川くんが「PREP法ですね!」ってドヤ顔で出てきてくれましたね。それも大事なのだけど「実はプレゼンにはもっと便利な基本形があるんですよ」と諏訪さん。この菱形の図ですね。
色々出てきた要素・材料をこの図に当てはめていきます。「導入」「要点」があって、ここはPREP法と一緒で「詳細な前振り」。続いて「詳細な内容がA・B・C」とあって、「詳細な振り返り」、そしてもう1回「要点」に戻って「具体案」に進む、という型になります。この基本形に沿って内容を作れたら、最後に「インパクト」を付け加えるともっと良くなりますよ!

インパクトってどんなこと? っていうと、「毎年10万匹の猫が殺処分されています!」って泣きながら訴えてるみたいな感じ。何かハっとさせられる「数字」や「演出」だったり、「物語」を活用したインパクトを織り込むと、プレゼン全体にメリハリが生まれてきます。
そして、ハっとさせられると、大事な情報が脳に残りやすくなりますよね? これって結局、聞き手の負荷を減らしてる事になるので、この「インパクトを付ける」というのも、聞き手が主役という立場に立った思いやりですよね。自己満足のテクニックではなく、あくまで「聞き手が主役なんだ」っていう所に立ち返った時のインパクトということになります。

まとめ

まとめに入ります。
プレゼンの資料作成をする前にやるべき「内容設計」。そこに大切な内容の整理には「6W2H」を基本に深掘りしていってください。例えば、What(何を伝えるのか)→新企画のキャンペーンを伝えるんだ。who(誰に伝えるのか)→大口の顧客に伝えるんだ。Why(それはなぜ伝えなきゃいけないのか)→継続契約をしていただくために伝えるんだ。

そういうプレゼンなんだと、まずは要素を出していくわけですね。そしてこれらを組み立てていく時には、「構成設計の基本形」という型がありますから、まずはこの型に沿って内容を組み立てていくと、まず基本形としては完成するかなと思います。
そして最後に、大切な情報が脳に残りやすくなるために、「聞き手の負荷を減らす」ことが大事です。主役である聞き手の立場に立ったインパクトを残してあげると、より良いですよという事です。

さあ!実はですね...
こうやって学ぶ人、自己啓発をする人は、しない人に比べてなんと!年収が3〜40万円も高い!という事が分かっております。これからもぜひ一緒に学んでいきましょう!

ちょっとインパクトが残りましたか?ではまた次回の講座でお会いしましょう。ごきげんよう。

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