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仮説検証サイクルを回す

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。
さあ今日は「仮説検証サイクルを回す」です。ここまでは「目的」や「仮説」、「仮説の立証方法」=何を調べれば良いか? をやってきましたが、ここからは実際にどのように検証していくか、 つまりリサーチをどのようにしていくか、 それを元に仮説を立証していく方法、 を調べてまいります。

n1リサーチとは

では漫画に進みましょう。
「諏訪さん、リサーチ方法って色々ありますけど、どうやって選べば良いですかね?」と小川さんが聞いています。実際にこの「リサーチ」って難しいですよね。色々手法があるので、何をすればいいのか分かりにくくなります。そういった場合には「n1リサーチを押さえておくと良いわ」と諏訪さん。
(この「n1リサーチ」漫画では大文字の「N」ですが、実際は小文字の「n」です。便宜上大文字になっております。)

n1リサーチとは何かというと、「1人を深掘りすることによって、なぜ商品を選んだのかはもちろん、趣味趣向や生活スタイルまでリアルな情報を得ることができる」と左上に書いてあります。実際にいる人の情報を深掘りしていく、それがn1リサーチの内容になります。
その右下で諏訪さんが解説していますが、「顧客が実際に抱えているインサイトを見つけることができるわ」とあります。この「インサイト」という言葉、聞き慣れないと思います。
インサイトとは「顧客が抱える本質的な悩みや欲求」、つまりニーズよりもさらに深いところにあるものと考えてください。まだ漠然としてで構いませんが、この言葉だけは覚えておいてくださいね。

「他にもリサーチは大きく分けて4つに分類される」と左下にあります。「デスクリサーチ」「インタビュー」「フィールドワーク」「アンケート」ですね。
n1リサーチは「インタビュー形式」に入ります。今はとりあえず覚えておくだけで大丈夫です。

定性調査と定量調査

そしてインタビューとアンケートを使う時、「定性調査」と「定量調査」というのがあります。
「定性調査」は、先程のインタビューの様に、例えば感情や表情などのそういったものを色々調べていく。つまり数値化できないものを調べていく。結構これが重要です。
「定量調査」は、例えばグラフの様に、数字として表せるもの。統計的なデータなんて言いますが、これが定量調査となります。

この二つには、それぞれに一長一短あります。ただ、定性調査は、これからのお客様のニーズや、先程のインサイトなどを調べるには重要ですので、ひとまず迷ったら定性調査をやっていくのが良いのではないかなと私は思います。

リサーチ手法

では次に行きましょう。小川さんが言っています。「なぜその商品を買ったのか? みたいな理由背景を知りたいときは定性調査」だと。まさにそうです。逆に「客観的に数字で傾向を知りたいときは定量調査」が向いています。つまり、定性調査で何か色々とニーズを見つけ、それを「これって本当にみんなそう思ってるのかなぁ?」と疑問に思った時には、定量調査をする。この二つの立て方がとても重要かと思います。

その左のところ「仮説が立てられていれば、リサーチの途中で新たな発見があって、次にどんなことを調査すべきか見えてくる。それが良いリサーチの特徴よ」とあります。ここでも仮説が出てきましたが、それだけ仮説は大事です。
この仮説の立て方次第で、リサーチの時間は凄く短くなります。または商品がヒットしやすいかどうか、そういったのもこの仮説の立て方によります。だからこそ、仮説というものがとても大事です。

仮説検証サイクルを回す

諏訪さんがその下で説明しています。「仮説」→「調査」→「結果検証」→次の「仮設」→「調査」...と、つまり「仮説検証サイクル」を回すことが出来る。これが上手なやり方になります。

仮説検証サイクルを回すと、段々と①どんな悩みを持ったターゲットが ②どんなウリのある商品を買うか、というのが見えてきます。すると、一番最初に小川さんがA社のエナジードリンクを買いましたよね? これも実は「①〇〇なターゲットは、②▲▲な商品があれば買う」という結論がリサーチによって導き出されたから、こういう商品を出したという事です。つまり小川さんは、まさに「そのリサーチの結果によって買った典型的なお客様」ということになります。
だからこそ、リサーチはとても重要。そしてそのリサーチをしっかりやるには「仮説」が大事だということです。

n1リサーチの重要性

まとめに入ります。
今回この「n1リサーチ」という話をしましたが、実際にこのn1リサーチはとても重要です。私もよく使っております。
1人の顧客を深掘りして情報収集を行うのがn1リサーチ。これには少しコツがあり、リサーチをする時にはその「インサイト」本質的な悩みや欲求というものを調べていく、これがとても重要なポイントです。これをしないとn1リサーチの意味がないのです。
だからこそ「なぜその商品を買ったのか?」「どういった状況で、どんな気持ちの時に買ったのか?」という事、他にも「どんな悩みを持っていて、これどんな時に解消されますか?」「その悩みは解決されなければ、どの様にやりますか?」など、そういった情報がとても大事です。

それをインサイトとして特定する。つまりニーズよりも先にあるものを特定する。すると、欲求や悩みを解決する商品開発に繋がります。だからこそn1リサーチは結構使えるのです。

調査方法を使い分ける

そして「定性調査」と「定量調査」ですが、n1はインタビューの形式なので、どちらかというと定性調査。これはお客様のニーズやインサイトというものを調べるのには向いています。しかしそれが果たしてどのくらいの人数いるのか? つまり、こういうニーズをどのくらいの人が持っているのか? こういうインサイトをどのくらいの人が持っているのか? というのはわかりませんので、定量調査をやる。つまりこういった願望や悩みを持つお客様は、どれくらいいるのだろう? というのを調べるのは定量調査ですね。だからこそ、定性調査と定量調査の両方を組み合わせる事がとても重要になります。

仮説検証サイクルによるブラッシュアップ

最後に「仮説検証サイクルを回す」とあります。つまりどんどんと「仮説を立てて」→「検証して」→「仮説をブラッシュアップする」。こういう仮説を立てたけど、実際はこうだったな、今度はこういうことを調べよう。そしてまた調べ終わって、こういう結果が得られた。この仮説は正しかったなと、そういったことを調べていきます。
そのためには、①ターゲット、②商品のウリ、が分かるまで繰り返すということですね。仮説を立てては検証して、仮説を立てては検証して...それを繰り返していってください。

いかがでしたでしょうか? この「リサーチ力を鍛える」ですが、鍛えられると探すものがとても少なくなります。そうすると、時間がとても短くなりますよね。
つまり仮説を立てて、何々を調べよう。そして調べた結果で、また仮説。これが間違っていた、これが正しかった...では次はこういったことを調べよう...というその循環が成り立ちます。
これをしっかりとマスターしますと、とてもビジネス力が高まりますので、ぜひこの4回の講座、しっかりと覚えてモノにしてみてください。

では今日の講座はここまでとします。また次の講座でお会いしましょう。

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