【ハラスメントを防ぐ 第一回】ハラスメントを防ぐ重要性

こんにちは。戦略デザインラボ中小企業診断士の中田です。
今回の講座のテーマは「ハラスメント」です。正直、今色々なハラスメントがありますよね。古典的なというか、昔からあるセクハラ、パワハラ、最近だとマタハラ、パタハラ、アルハラ、アカハラと...本当ありとあらゆるハラスメントがあるのです。
もう昔だったら名前がついてないような色んな嫌がらせに「ハラスメント」という名前がつくようになってきたのですよね。

なので色んなことを言っちゃいがちなタイプの人間にとっては、本当に危険というか危なっかし世の中になってきております。でもここで「いやぁ生きづらい世の中になっちゃったね」なんて言ってる時点でもう完全にアウトですから。
ここはね、皆さんというよりも私みたいなタイプの人が、ちゃんとこのハラスメントを防ぐ重要性を学ばないといけないかなと思います。

ハラスメントの現状

というわけで漫画に入ってきますが、皆さんの会社でもこのようなハラスメントの勉強会や研修って結構やってるんじゃないかなと思います。
というのも、今「ハラスメントを防ぐ」ということは、もう常識とかマナーの問題ではなくて、法律の問題になっているのですね。

しかも、それはただ会社や事業者がどうこうしなさいって話ではなくて、働いてる皆さん、労働者側もちゃんと問題に理解と関心を持って、お互いに言動に注意しましょうということになっているのです。


ここで言う労働者というのは何も社員に限らず、パートアルバイトはもちろん、派遣さん、それから出入りする業者さんとか取引先、そして面接とかに来られる求職者の方も含みます。
よくあの就活中の女子学生によからぬことをした、みたいな本当くだらない、恥ずかしいニュースが世間を騒がせましたけれども、ああいうのも全部アウトということになります。

そしてこの色々と加害者になりがちなタイプが注意するのはもちろんのこと、万が一被害者になってしまった場合もしっかりと対処法を覚えておいてください。

ハラスメントを受けた場合には

それは「相談する」っていうことがまず第1です。
会社に専用の相談窓口がある場合もあれば、ない場合、この会社のように外部機関に委託してるという場合もあるでしょうし、それもない場合は、ここでは長野県が例になっていますけれど、県や色々な自治体の相談窓口もあるはずですので、必ずそちらに相談に行かれてください。
泣き寝入りはしなくていいと思います。

何もそんなストレスを抱えてイライラしながら生きなくていいので、しっかりと相談をしていただいて、そういう窓口は本人の意思を尊重した上で、事実確認から指導まで行ってくれるそうです。
あくまで意思を尊重ですので、大ごとにしたいとかしたくないとか色んなパターンがあるかと思うんですけれども、その意思を尊重して対処してくれるということは覚えておいてください。

そして、もし何か相談したからといって不利益な扱いを受けることは無いのです。なぜならそれもちゃんと法律で決まっているからです。

もしここで何か左遷だとか移動だ転勤だとか、明らかに嫌がらせしてくるような会社があったとしたら、ここからは私の個人的な意見ですけれども、もうやめてしまえとそんな会社。もうとっととこっちから願い下げだと。
そういう嫌な会社はもう人が寄り付かない、みんないい人は辞めていっちゃう、そういう時代なのかなと思います。

今日はハラスメントを防ぐために、まず理解することから始めましょうというのがテーマでした。
ハラスメントを防ぐことは既に法律で決まっている。そして、会社側、事業者だけじゃなくて、働いてる皆さん、労働者の場合もお互いに注意を払う必要があるということです。
そして労働者というのは社員に限らず、パートさんアルバイトさん、派遣さん取引先の方、そして求職者も含みますよということでした。もう会社に関わるみんなですよね。会社に関わっている誰にも何もしちゃいかんよということです。

そして万が一被害を受けた場合は、会社の相談窓口、または都道府県の相談窓口どちらかにちゃんと相談をしてください。
もう泣き寝入りしない、そんな輩をのさばらせてはいけないということです。
そういった窓口は、きちんと事実確認から指導まで請け負ってくれますし、個人情報は守られて、不当な扱いを受けることもありません。だって何もいきなり訴えるとか言ってるわけじゃないので、相談ですから。もうちょっと気軽にですね、それこそ大事になる前に相談に行かれると良いかなと思います。

私とかもそうですが、案外やってる側って本当に悪気なくて、「そんなに傷ついているんだったら言ってよ」って思ってる場合もあるかもしれません。
そういう場合は本当に相談していただくことで、あっという間に解決することもありますから、ぜひ勇気を出して相談をしてみてください。

というわけで、ハラスメントを防ぐ重要性、法律の問題だよっていうことについて、今日はご理解いただけましたでしょうか? 次回からは個別に色々なハラスメントについて深く勉強していきたいと思います。

ではまたお会いしましょう。ごきげんよう。

ハラスメントを防ぐ

受講理解度チェック

本講座を受講した感想を入力してください。入力内容に応じて即時にフィードバックを行います。文字数制限はありません。講座を受講してあなたが「重要だと考えたポイント」「なぜそのポイントが重要だと考えたか」「今後自身が取り組まなければいけないこと」を記載してください。

関連コンテンツ