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【ビジネスマナー第四回】名刺交換と席次

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。
今日は「名刺交換と席次」ですね。ビジネスの場で「名刺交換」は毎日のようにしますよね? 実は結構知らないことや独自のマナーというのがあります。それを知らないままにしておくのは相手に良い印象を与えないかもしれません。

同じように「席次(席の順番・場所)」も知っておかないといけないことがあります。今日はその基礎を少しお話していきますね。

名刺交換と名刺の扱い方

さっそく漫画に進みましょう。
「マツアドの小川です」「マツアドの天龍です」と名刺交換の練習をしています。天龍さんはすごく緊張しています。そして交換した瞬間に頭をゴチっとぶつけてしまいました。こういうことはあまりないと思いますが…たまにありますかね(笑)

「ごめんなさい、近づきすぎました。」と天龍さんが謝っていますが、そのまま着席をしたところで「どうでしょう? 諏訪さん! 名刺の交換はバッチリでしたよね。」と小川君。
諏訪さんの評価は「2人とも60点」ということで、何が足りなかったのでしょうか。

ここで注目なのが「席に着く前に、名刺をしまったでしょう?」という諏訪さんの指摘。
基本は机の上に出しておきます。会議の時に名前をお呼びするためですね。人数が多いときは、席順に並べるのもポイントです。

そしてもう1つ。知らない方もいらっしゃいますが、名刺入れの上に一番偉い方の名刺を置きます。これはいかがなものかなと思うのですが、意外とマナーとして知っている方もいらっしゃるので、やらないよりはやっておいたほうがいいですね。

席次

そして「席に座るときは場所が決まってますか?」と天龍さんが聞いています。
上座と下座ですね。みなさん聞いたことがあると思います。

基本は出口に近い方が下座、遠い方が上座ですね。タクシーに乗る時は、一応運転席の後ろが上座と言われていますが、逆に助手席の後ろに座ることも多いですね。

こういった席順も知っているのと知らないのとでは結構違いますので、やるかやらないか・意識するかしないかというのはさておき、まずは「知っておく」というのを意識してください。

まとめ

では今日のまとめに入ります。
「名刺の同時交換」
・差し出すのは相手の名刺入れの上 → よくある場面ですね。これはあまりぐいぐいとやらなくても、「相手から頂戴します」とやってくれることもあるので、そこまで意識しなくてもいいかなと思います。
・受け取る時は「頂戴いたします」 → これは必ずこの言葉をかけてください。
・相手と同じように敬意を持って丁寧に扱う → 名刺自体を丁寧に扱ってくださいということです。

「名刺の並べ方」
・席順に並べると名前と顔が一致しやすい
・一番役職が高い人の名刺は名刺入れの上に → これは意識しない方もいらっしゃいますが、やらないよりはやっておいたほうがいいかなと思います。

特に経営者の方や金融機関の偉い方と会うことや、他の会社の社長さんと話して名刺交換することもあるかと思います。そういった場合にこれを知っていないと、意外とマナーに厳しい方は見ていますので、やっておかないとそこで損をしてしまいます。

・顔の特徴を覚えておくと記憶に残る → 人の顔を覚えるのは得意でしょうか? 私はめちゃくちゃ苦手です。加えて名前も覚えるのがすごく苦手なので、これをやっています。

顔の特徴を覚えておくと(「○○さんに似てる○○さん」「有名人の○○さんに似てる○○さん」 など)口にはしませんが心の中で覚えておけます。苦手な方はマネしてみてください。

「席次」
・役職が上の人や年長者が「上座」に座る → 画像の右側ですね。基本はお誕生日席と言われる①番が上座。席がある場合はここですが、ない場合は②番が上座となります。
・外の景色が見える席=上座 → これは時と場所によりますので、そこまで意識しなくてもいいかと思います。
・出入り口から遠い席=上座 → これは意識しなければいけないことです。特に飲み会の席ですと、やはり出入り口の一番オーダーしやすい席が下座と呼ばれております。そして一番奥の席は上座と言われています。

そこまで意識しなくてもいい場面もあれば、しっかりと意識しなければいけない場面もありますので、まずはこういう決まりがあるんだなと知っておいてください。

最後に

いかがでしたでしょうか? 今日は「名刺交換と席次」についてお話をしました。
「こんな面倒くさいことやってられないよ」と思うかもしれませんが、これ知っているのと知らないのとでは、本当に天地の差がありますので、やらなくても「知っている」「覚えておく」ということは意識してみてください。

では今日の講座はここまでとします。また次の講座でお会いしましょう。

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