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経営の見える化

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。

今日は「経営の見える化」。前回はデジタル経営の第一歩でしたが、そこでは「経営の見える化がとても大事ですよ」ということをお話しました。
今日はその「経営の見える化」とはどうやってやるのか? というのをご紹介していきたいと思います。

ボトルネックを割り出す

早速漫画に進みましょう。
ヒアリングが始まりましたね。
山口さん:「まず初めに "現状で一番時間がかかっている業務" を割り出してみましょう」
     「商品の仕入れですが普段はどんな業者さんから仕入れていますか?」
ひろみさん:「大体ネットの卸売業者さんに注文しています。海外で出回っている商品もオンラインで注文できますので」

山口さん:「なるほど。では仕入れた商品一覧の保存方法(例えば何をどのくらい仕入れて、いくらだったかなど)これはどうやって保存していますか?」
ひろみさん:「サイトに仕入れ商品の一覧が保存されるので、特に自分では保存していないです」

山口さん:「次にお客様ごとの売上高や購入した商品、これは記録されていますか?」( ← ここが多分弱いですよね)
ひろみさん:「お客様ごとの購入した商品は記録していますが、メモ帳に好みを書いている程度です」
      「売上高までは記録していません」

...ということでした。
そして「日々の売上高はどのように記録されていますか?」ということで、冒頭で出ましたけども "手書き" ですね。でもこれ、実は「何もやっていない、デジタル化していない」という状態は、結構良い状態なのです。
漫画右下で山口さんも言っていますが、下手にデジタル化へ手を出して「部分最適」になることは最も危険だということです。

出てきましたね「部分最適」。
これは私もそう思います。とてもそう思います。

部分最適のデメリット

ではこの「部分最適」とはどういう意味でしょうか? 見ていきましょう。
先程の例で売上高の記録だけをデジタル化したとしましょう。 "売上高の記録に関する業務" これはとても楽になりますよね?
しかしよくあるのが、会計ツールなどでもそうですが "他の IT ツールとの連携" を考えずに導入してしまうと、かえって効率が悪くなってしまいます。

実際本当にあります。これが「部分最適」と呼ばれるものです。

仕入れは仕入れのツールで、売上は売上のツールと...転記から始まって、それぞれ色々と打ち込む必要がありますので、連携が出来ていないと本当に面倒くさいです。面倒くさくて逆に時間がかかってしまいます。
ここが皆さん辞めてしまうところ。「デジタル化といったって、結局手間が増えてるだけじゃん」と言って辞めてしまうところでもあります。

なので、左下のコマ「経営のデジタル化は "どれだけ業務の手間を省いて利益に繋げるか" 」これが一番重要です。
これを目的にしないと駄目かなと思います。
だからこそ "一度の手間で複数の手間が解決される" ことを目指す必要があり、これが「全体最適」ということです。

ひろみさんのように「この部分の手間が煩わしいからデジタル化したい」というのは、あまり良くないということですね。
今回の場合、売上高(売上帳簿ですね)これをやるだけだということは、非常に良くないということになります。

だからこそ「見える化」が必要で "全体で最適化するために" 見える化をしなければいけないということですね。

1時間後...ということで「だいぶ見える化ができましたね」「見える化したら "全体最適" をする方法をやっていきましょう」と言っていますが、それは次の講座で解説いたします。

経営の見える化

では今日のまとめに移ります。
まず「経営の見える化」ですね。この順番でやっていきましょう。

①時間がかかっている業務を洗い出す
②手間を省きたい関連業務を抽出する
③全体最適化できるツールを選ぶ

今回はこのように書きましたが、実は一番軸となるツールがあります。それは何かというと「会計ツール」です。
よく私は「御三家」と言いますが、「freee」「Money Forward」「弥生会計」この三つはオススメしています。

なぜかというと、結構連携できるツールが多いんです。
特に「freee」と「Money Forward」は、例えば顧客管理のツールやスケジュール管理、また給与や勤怠と色々な連携ができるツールなどがあります。

だからこそ勧めているのですが、逆に例えば「この顧客管理のツールすごくいいな」といった場合、会計と紐づいていないとなると、結構使いづらかったりもします。
ですのでそこをしっかり考えた上で、まずは会計のツールから実は決めていった方が良いです。

なのでこの ①時間がかかっている業務をまず洗い出して、②手間を省きたい関連業務を抽出したら、それをその関連業務に紐づくもの(例えば、売上・顧客管理、他にも人事・労務など)、それらが全部紐付けできるような、連携できるような会計ツールが無いかな? ということを1度ちょっと見てみてください。

この会計ツールが決まっていくと、色々と他のツールを全体最適にできますので、まずはそれを覚えておいてください。
「できればその会計ツールを軸にしてください」ということですね。

全体最適の視点

そして「部分最適 vs 全体最適」
「部分最適」ですと「ある業務は楽になっても、他の業務との連携が取れない」これはよくあります。
「全体最適な各業務と連携できるツールの導入」そうすると一度の作業で、複数業務がまとめて入力・反映されるということですね。

いかがでしたでしょうか?
この「全体最適」。私の会社ですと、会計ソフトを中心に全体最適をやっています。特に、勤怠、給与計算、契約、請求書発行や見積もり発行など、そういったものが全部、一元的に一つのツールでできるようになっております。
なのでかなり楽になっているのですが、そういう「全体最適の視点」で考えていかないと、デジタル経営で必ず失敗します。

ですので「部分最適」はやめましょう。なるべく大きい目線で、そのために見える化をして、ちゃんと全体最適をしていきましょうということですね。

では今日の講座はここまでとします。次回は「全体最適」を見ていきましょう。
今日はこれで終わりとします。お疲れ様でした。

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