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SDGsを理解する

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。
さぁ今日は「SDGs を理解する」前回は「SDGs って何だろう?」というお話をしましたが、今日はちょっと踏み込んで「SDGs を理解する」ところまで進んでいきましょう。

SDGsの具体的な内容

早速漫画に進みます。
前回のおさらいです。「SDGs のまず基本から理解してみましょう」ということで見ていきましょう。
「SDGs」は "17のゴール" があり、 "169のターゲット" が紐づいています。皆さん "17のゴール" はよく知ってるかと思いますが、 "169のターゲット" はあまり知らないんじゃないかなと思います。
この "169のターゲット" とは何かというと「17のゴールに向かって、それぞれどんな取り組みをすればいいのか?」という具体的な内容が書かれています。

ただ少し注意があります。漫画左下を見てください。
「ここで注意が一つ」ということで「169のターゲットは大企業や政府が取り組むべき内容が多い」。これが「SDGs」がふわ〜っとしている原因なんです。

例えば「中小企業にとって、何に取り組めばいいのか?」というのが書かれていないのです。書かれてることもありますが、具体的にこういうことをやってくださいというのがなかなか無いんですね。だからこそ難しく、政府・大企業向けの内容が多いのです。
なので「"169のターゲット "に縛られず、17のゴールに紐づけることができるか、取り組みを柔軟に行っていく必要がある」と。

漫画左上、17のゴールの中の "3番" で見てみましょう。
「すべての人に健康と福祉を」というゴールがあります。これは主に先進国では "基礎的な保健サービス" 途上国では "医療対策" がメインなんですね。
ということで、ここに中小企業が割って入る余地はないですよね。
ですので「自社で健康に対する取り組みを、何か行っていけないか?」ということを考えていきます。そうすると "社員の健康経営" それから "メンタルケア"、こういったことをやっていきましょうとなります。

これは169のターゲットに書いてないから、この3番に取り組んでいないのか? という疑問が生じますが、これは "取り組んでいる" ということで、3番のゴールに紐づけて構いません。
これはなぜか? というと、ちょっとこの後にお話をしますね。

SDGsを柔軟に考える

天龍さんも「確かにそうですね。うちの会社は健康経営にも取り組んでいるし、外部のメンタルトレーナーとも契約をしている」と漫画右下で言っています。
だからこそこれは、169のターゲットでなくても、17のゴールには該当する取り組みだということです。

「だからマツアドは "3.すべての人に健康と福祉を" に取り組んでいると宣言していいのよ」と言ってますね。
さぁここで変な言葉が出ました。「宣言」とは何でしょうね? 次を見てください。

SDGs は ISO みたいに認証制度や認可を取得するしたりする必要がありません。基本的には登録を必要とはしません。
自治体によっては認定制度を持っているとこもありますが、基本的には宣言するだけです。「今日からやります!」と、これだけでいいんですね。

「これでうちの会社も、もう取り組んでいることになるんですか?」と小川さんが聞いてます。
諏訪さんは「もちろん。マツアドには他にもいろいろな取り組みがあるから、まずは全ての取り組みを SDGs のゴールに紐付けできないか調べてみましょう」と言っています。

ここがとても重要です。今やっていることを、まず SDGs の各ゴールに紐づけできないかを考えていきます。
例えば、製造現場の "無駄削減" であれば、12番の「つくる責任つかう責任」に紐づけることができます。この様に、まずは自社のやっていることの棚卸しをして、それを SDGs のゴールに紐づけていくといったことをやってみてください。

そして漫画右下ですが「SDGs のゴールは "環境・社会・経済" のどれかに紐づいている」と。
例えば2番ですと「社会と経済の問題」、8番ですと「経済の問題」、13番ですと「環境の問題」ですね。
こういった形で "全てのゴール" が 環境・社会・経済 どれかに紐づいています。これを覚えておくと、取り組みの内容がすごく分かりやすくなりますので、ぜひ覚えておいてください。

若手を中心にSDGsに取り組む

次に、「それから社長も仰っていたように、若い人ほど SDGs を知っていて、実際に取り組んでいるの」と諏訪さん。
これはなぜか。やはり今後長くその地域で生きるわけですから、それだけ将来に向けて何かやらなければいけない。でないと自分たちが進めなくなってしまうといった危機感があるのですね。

だからこそ若い人は非常に取り組みが盛んであります。ということは中小企業にとっても、これらに取り組んでいないと若い人が来ません。「そんな企業で働きたくないよ」となります。実際にこれは今起きていることです。
お客様や取引先も、今後離れていってしまう可能性があります。だからこそ、今すぐ SDGs に取り組んでくださいということですね。

またそんな打算的な面だけでなく、もちろん世の中を良くしたい、地域を良くしたいといったことも実際に忘れないでください。
次回からは実際に社内で取り組んでいくのですが、今日の漫画はここまでとします。

環境・社会・経済の課題解決

では解説に進みましょう。
まず「SDGs を実現するには」 "17のゴール" と "169のターゲット" これがあるとお話しました。
17のゴールはそれぞれ "環境・社会・経済" これらの課題を解決するゴールであり、このゴールには "169のターゲットが紐づいている" というお話をしました。

最大の目的は "17のゴールを達成すること" であって、169のターゲットに縛られる必要はありません。
なぜなら169のターゲットは、政府・大企業向けが多く、だからこそ中小企業や個人は柔軟に17の課題を解決していきましょうということですね。

そして最後に「SDGs は良い人材獲得のキーにもなる」ということで、若手ほど SDGs への関心も取り組みも活発であります。実際そうですよね。
また SDGs への貢献度は、イメージUPになる。つまり、中小企業にとってもイメージアップになり、取り組んでいることが、非常に良い効果・良い結果をもたらすということです。
これはしっかりと覚えておいてください。

いかがでしたでしょうか? 今日は「SDGs を理解する」ことをお伝えしましたが、理解するにはまず「SDGs は "宣言するだけ" でいい」、そして「17ゴールはそれぞれ柔軟に考えていい」ことを覚えてください。
つまり健康経営であったら、「 "全ての人に健康と福祉を" という3番のゴールに紐づけていい」といった柔軟な発想を持ってください。
169のターゲットに縛られる必要ありません。なのでまずは、自社で今やっていることが、それぞれ SDGs のゴールに紐付けできないか? ということから始めてみてください。

以上で今日の講座終了とします。また次の講座でお会いしましょう。

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