いざ、5S

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。
今日は「いざ、5S 」。皆さん「5S 」という言葉はご存知ですか?
「5S 」とは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」そして「しつけ」です。最後の「しつけ」という言葉、私はあまり好きではないので、そこにまた解説を加えていきます。

5Sの必要性

はいでは早速漫画に進みましょう。
小川さん「あれ、いつも使ってる資料どこだったっけ...?」と、色々探しています。パソコンの中を見てみると「おっと...」という感じですね(笑)。
とにかくデスクトップのあちこちにアイコンを貼っていて、ごちゃごちゃしてますね。これはいわゆる「整理整頓がちゃんと出来ていない」ということですね。そこにマツアドの松本社長がいらっしゃって「小川くんは5S を学ぶ必要がありそうだね」と言っています。

「5S とはなんですか?」と、天龍さんが聞いています。「5S 」は先ほど言いましたが「整理」「整頓」「清掃」「清潔」そして「しつけ」ですね。
この5つの言葉の頭文字「 S 」を取って「5S 」と言われております。

これは製造業の現場ではすごくよく知られています。もちろん製造業だけではなくて、サービス業や建設業...色々なところで使います。
「整理整頓なんて小学生とかで学ぶ内容じゃないか!」と思うところですが、実は社会人だからこそ身につけるべきことなのです。

なぜかというと(漫画右下を見てください)5S を徹底すれば、作業の無駄が減らせます。そして、改善する習慣が身につき会社の生産性が上がります。生産性上がれば、当然給与にも反映されますよね。だからこそ、こういったことはしっかりとやっていく必要があるのです。
実際に知り合いの部品メーカーでは「5S が浸透することで品質優秀賞や利益率アップに繋がったんだ」という声がありますね。

「5S 侮れないですね!」と天龍さんは言っていますが、逆に小川さんは「僕そんなに困ってないですよ。自分としては整理できています」と言ってますね。
私もそうですが、自分では整理できてると思っても、整理整頓の得意な人を見ると、全然違うものです。ですので、自分では上手くいっているつもりでも、一旦それはおいて、ちゃんと学んでみるということはとても大事ですね。

納得感を持つ

漫画右下のところで松本社長がボードに書いていますが、「自分で納得できなかったら、活動を続けることはできない」
その通りですよね? 皆さんも自分で納得していないのに、言われたからやる...そういうのはやっぱり続かないものです。ですので自分で「これはやらなきゃいけないんだな」と納得しなければいけません。

これが「しつけ」というところで、私はあまり「しつけ」という言葉が好きではないですね。「犬じゃないんだから」と思うのですが、こういった意味でしつけという言葉は使われます。
納得できなかったら活動を続けられないので、逆に社長や経営陣、それから教える立場の人は「納得してもらう」ことがとても大事になります。

最後に一つだけ注意ということで、「でも、だって」という言葉は、1回捨てて欲しいと。
これは全部のことに言えますが、必ず何かを学ぶとき、否定的な言葉で入るとそこで学びが止まってしまいます。ですから「全部は納得できないけれど、こことここは絶対自分としては何か取り入れるべきものがあるんだろう」と、そういう前向きな意識で学んでくださいね。

松本社長も同様に「この視点や行動を取り入れたら何が変わるだろうか? という気持ちで学んでみよう」と言っていますね。

5S+仕組み

ではここで漫画は終わりますが今日の解説に進みます。
まず「5S 」先程も言いましたが、これは改善です。改善活動に使える考えで「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」。一番最後の「しつけ」のところに「+仕組み」と書いております。
これは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」を続けるには、必ず「しつけ」つまり自分の「納得感+仕組み」が必要なのです。この仕組みができていない会社さんはすごく多いです。
なのに5S を進めようとするから上手くいかない...

それはなぜダメかというと、社員さんの納得感も大事なのですが、それ以上に仕組みができていないというのがとても重要なのです。だからこそ「しつけ」と聞いたら「+仕組み」なんだなという意識を持っていただければと思います。

5Sをする人としない人の特徴

最後に5S を「する人」「しない人」ということで、「する人」の特徴を見てください。
・すぐにやる、今やる
・習慣を身につけている
・小さなミスを見逃さない
ということで、当たり前のレベルが高い。すぐにやる人というのは行動力がある人ですよね。
やはり「当たり前」のレベルがすごく高いです。

逆に「しない人」の特徴
・でも、だってが口癖
・探し物やミスが多い・・・私も人のこと言えなくて(汗)とにかく忘れ物が多いんですよ...探し物じゃなくて。こういったところは良くないですよね。
・自分ルールを優先する・・・自己流を優先するとも言えますが、自己流でやってしまうと「学び」はとても遅くなります。
だからこそ、同じ過ちを繰り返してしまうということですね。

いかがでしたでしょうか? 「5S 」というのは皆さん多分よく聞くと思います。社会人になれば「5S 」=「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」をどこかで聞くとは思いますが、これを正しく覚えている方ってなかなかいません。
「とりあえず整理整頓しとけばいいや」とか、そう思ってしまうのですが、ぜひこの4回の講座で、5S のいわゆる肝となる部分を学んで、自らの業務などに生かしていただければと思います。

では今日の講座はここまでとします。また次の講座でお会いしましょう。

5Sから始めよう

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