無料会員登録で閲覧可能に!

  • プレミアムコンテンツが1日1つ閲覧可能
  • 集合研修のお知らせあり

「良縁」が人を呼ぶ! 人材に苦労する経営者の特徴とは?

大手企業に就職すれば安泰な時代は終わり、人々の考えも多様化したことで就職活動もベンチャー企業や中小企業に絞って行う人が多くなってきました。
 
どの企業も良い人材を求め、人が集まる会社にしたいと考えるものです。しかし、現状は人材不足に悩む経営者が多く存在します。
このコラムを読んでいるあなたも、こんなお悩みを抱えていませんか?
 
・採用活動を積極的に行っているにも関わらず求職者が集まらない…
・他社は優秀な人材、意欲的な人材が集まっているのに、なぜ自社には来ないのだろうか…
・求人を出して待つだけの状態をなんとか解決できないだろうか…
 
採用活動を行う中で、なぜ「人材の差」が生まれてしまうのでしょうか。人材が集まらない会社、人材が集まる会社の特徴をそれぞれ比較してみましょう。
 

1、 人材が集まらない会社の特徴

 
人材が集まらない会社には共通の特徴があります。その中でも特に当てはまるのが下記の3点です。
どうでしょう、このうちの1つでも自社に当てはまりませんか? もし当てはまるものがあった場合は要注意です。
 
①     ハローワークや求人サイト以外の人材募集方法がない
 
「求人=ハローワーク」は確かに一つの手段ではありますが、ハローワークに求人を出すだけでは、自社の求める人材の確保は難しいでしょう。
 
無料で求人掲載が可能ですが、その分ライバル企業も多いです。求職者にとっても、求人票に掲載された情報だけで就職先を選択しなければならないので、リスクが高いです。会社としては、掲載情報のみで自社を判断されるのもなんだか歯がゆい気もしますよね。さらに、労働人口が減少している影響で募集そのものが減少していることも事実です。
 
②     勤務時間や勤務場所に柔軟性がない
 
働く環境の多様化が著しい現代において、勤怠に柔軟性がない会社には人は集まりにくい傾向にあります。
 
例えば、子どもや介護が理由で1日2時間だけでも働きたいと考える主婦層は多いですよね。今までのキャリアを活かした職場で働きたい、と考えている女性も多いです。しかし、現在の生活環境が就労に結び付かないケースはよくある話です。
 
また、出退勤の時間が決まっているために、勤務時間の相談に応じる体制がないことも大きなデメリットです。
 
③     社外の勉強会や交流会等に参加していない
 
人が集まらない会社の特徴として、社外ネットワークが乏しいことも特徴の一つと言えます。ここでひとつの調査例をご紹介します。
 
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都品川区)が
実施した、
 
「管理職はどのような社外活動を行っているのか」
「社外活動は職場やマネジメント行動に対してどう役立っているのか」
についての調査結果を公表しています。社外活動が職場にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
 
調査対象としている社外活動は、社会福祉などのボランティア活動PTA、自治会の役員などの地域貢献活動、経営勉強会、副業などを対象としています。
 

(出典: RMS Message vol.51 特集1 より一部要約)

*「ボス充」=生活を楽しみ社外活動が充実している上司、の造語

 

2、人材が集まる会社の特徴

①   自社のプロモーション(認知度向上)を行っている
 
あなたの会社は、地域でどのくらい周知されているでしょうか。会社の周知を図るためには広報活動を行う必要があります。
 
自社の認知向上を図るためには、情報発信やメディア活用が不可欠です。例えばSNSでどんな情報を発信していますか。自社の商品やサービスを紹介しているだけであれば、それはもったいないです。そこで働く人、職場の雰囲気、製品やサービスができるまでのストーリーなど、「あなたの会社にしかないもの」を発信してみましょう。
それが自社のファンづくりにつながり、採用にも大きなメリットが生まれます。
 
②   働き方の面で様々な取り組みを行っている
 
コロナ禍の影響で働き方も大きく変わりました。在宅ワークやリモートワークが当たり前、中にはワーケーションを取り入れている企業もあります。
では本当にこれらの取り組みはメリットがあるのでしょうか?
 
緊急事態宣言時に社員80%が在宅勤務を利用した、某IT企業の例を見ていきましょう。
従業員108名を対象に「緊急事態宣言解除後の希望の働き方」について、2か月の在宅勤務期間を経て調査を行いました。
 

 

(出典:PR TIMES)

アンケート結果では、96.8%の従業員が今後も在宅勤務併用を希望していることがわかります。在宅勤務を利用した結果、
・通勤時間がなくなり時間にゆとりができ、睡眠時間の確保にも繋がった。
・子どもをみながら仕事ができ、経済的に困窮せずに済む。
・家事、育児の分担が可能になり、以前より夫婦で協力できるようになった。
 
とあります。つまり、多様な働き方はメリットのほうが大きいということですね。
 
③   社外のネットワークを広げている
 
人材が集まる会社の社長さんは、とにかく色んな人に会っています。ただ単に遊んでいるだけでは? と思われるかもしれませんが、実際そうだとしても(笑)色んな人と会うことには変わりがありませんよね。
すると、そこで会った方々から思いがけない紹介があるかもしれません。これはリファラル採用とも呼ばれますが、知り合いなどから人材を紹介してもらえる機会が増えるということです。
もちろん紹介してもらうには、社長さんの魅力はもとより会社の魅力も大事です。その魅力を多くの人に知ってもらうために、社外のネットワークを広げていくことが大事です。
 

3、良縁から「良い人材」へ

 
「質の良いネットワークを作ろう」
 
社外活動を積極的に行えば、次第に出会いや人との繋がりは増えていきます。そこで大切なのは「相手に信用してもらえること」です。誠意をもって話を聞いてくれる、真摯に対応してくれそうだ、困ったときに相談したい、と思ってもらえるような対応をすることで、相手は自分を信用してくれるようになります。そして、そのひとつひとつの行動が質の良いネットワークとなります。
 
「質の良い」なんて書くと、なんだか凄い人たちの集まりみたいなイメージを思い
浮かべるかもしれません。しかしそうではなく、同じ価値観のもと、共通の目的や目標を持って取り組む人たちもまた、「質の良い」ネットワークですよね。
最初は小さな輪かもしれませんが、次第に広がっていくことで人材採用にも大きな役割を果たすようになります。
 
「こんな人を探しているのだけど…いないかな?」
良縁は人を呼ぶ。さぁ、その先にどんな人材がいるのか。出会いにワクワクしませ
んか。
 
 

無料会員登録で閲覧可能に!

  • プレミアムコンテンツが1日1つ閲覧可能
  • 集合研修のお知らせあり

人が集まる採用活動

受講理解度チェック

本講座を受講した感想を入力してください。入力内容に応じて即時にフィードバックを行います。文字数制限はありません。講座を受講してあなたが「重要だと考えたポイント」「なぜそのポイントが重要だと考えたか」「今後自身が取り組まなければいけないこと」を記載してください。

関連コンテンツ