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セクハラを防ぐ

こんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の中田です。
さぁこのハラスメント問題シリーズですが、今日のテーマはこちらです、「セクハラを防ぐ」。

セクハラの対象とは

このセクハラ、本当に昔っからある典型的なハラスメントの一つだと思うのですが...実はですね、昔はそれこそおじさんが若い女の子にするもんだと、そういう単純な認識でよかったと思うんですが、今は違うんですね。

もう男から女にとか、おじさんから若い女とかっていうことだけじゃなくて、年齢性別問わず、誰に対しても成立するということになってます。
そしてその対象も上司部下だけ、同僚だけじゃなくて、取引先やお客さん、病院で言えば患者さん。あるいは訪問看護に行ったらそこの家族にとか、学校の中で先生と生徒がみたいな話もあるわけで、本当に対象が幅広くなっています。

性的指向と性自認

このセクハラ、性的な問題について理解するためには「性的指向」と「性自認」の理解が不可欠になります。ここがあるからこそ、先程あげたように複雑になっているんですね。
何しろ、見た目というか体の性別と心の性別が一致しない場合もあるし、自分が恋愛対象としてどの性別を好きになるかっていうことも、また一致しない可能性もあるんですね。

ですのでもう色々なLGBTQ問題じゃないですけど、そういうことも社会的に認知されてきたので、すごく平たく言うと、誰が男で、誰が女で、何なのかが非常に外から見えづらくなっているわけです。

例えば私も中身がおじさんなんですけど、中身おじさんなんでってオープンにしてますけどね、みんながみんなそうやってカミングアウトしているわけでもないので、本当にわかりにくい。
体が男で、男の心を持った男の人だと思って何かを言った。ところがその人の心が女だったがために、その言ったことがセクハラに該当するみたいなパターンもありうるわけですね。

対価型と環境型

そういう無自覚なセクハラ、もう一つのパターンがこの型によるセクハラですね。
一般的に企業とかで起こりがちなセクハラは「対価型」と「環境型」があります。

「対価型」というのは漫画の絵にある通り、触らせないなら仕事やらないぞ!みたいな...めっちゃ典型的な分かりやすいものです。
「環境型」というのは、例えばこの絵の女の人が、みんなも楽しいだろうと思って、よかれと思って、盛り上げようと思って、何かしょっちゅう下ネタを言う人だった。でもそれは、実は周りの人は嫌で不愉快で気持ち悪くて、仕事のパフォーマンスが落ちる。というとこれは環境型セクハラになるんですね。

例えば聞いている方も大人なので、大人の対応として愛想笑いとか、調子を合わせて笑って受け流してくれることもあるかもしれないけれど、それを鵜呑みにしちゃいけないんですよ。みんな本当は嫌かもしれない。

例えば私とかも、実は全然嫌じゃないですね、下ネタとか全然楽しく話せるし、ボディータッチもよっぽどでなければそんなに別に嫌じゃないっていうタイプですけど、それをセクハラにさせないというか、そういう雰囲気に持ち込ませないプロでもあるので、私に対してはもうセクハラも成立しません(笑)。
だからといってお互い納得してる同士が、お互いの合意のもとで楽しく下ネタを喋っていた。でもそれが聞こえちゃった隣の人が不愉快だと思ったら、それは環境型セクハラになるんですよ。

「いや、あなたに話しかけていないし。私達が話してるのであって、嫌ならこっち見るな」という理屈は通らないってことなんです。
なので、そういうセクハラは実はいっぱいあるんじゃないかなと思いますね。

なのでセクハラの判断というのは、パワハラ以上に個別の状況をちゃんと見ないといけません。ただ当然処分とかに関しては一定の客観性も必要なのですけれども、被害者の主観もかなり考慮されます。
つまり先程も言ったように、男の体を持った男の心を持った男の人だと思って言ったことが、実はそうじゃない。だからセクハラになるという可能性もあるからなんですね。

まとめ

まとめです。
今日はとても難しかったですね。セクハラというのは、実は同性同士でも、そういう見た目の性別に関係なく成立します。そして上司部下みたいな上下関係が無くても、お客さん、患者さん、生徒さんなど対象がとても幅広いもので、誰に対しても成立してしまう可能性があります。

その問題をより複雑にしてるのがこの「性的指向」と「性自認」
これは全員がカミングアウトしているわけではないので、そこをちゃんと理解していないと、画一的な男だからこうだ、女だからこうだみたいなものの言い方それ自体が、もうセクハラになってしまうということなので注意が必要です。

そして職場のセクハラ、ありがちなのが「対価型」と「環境型」
対価型は明らかに加害者も意図的で悪質ですので、自覚があるセクハラですけれども、環境型は本当に無意識に、無自覚に、悪気なく、むしろ実はよかれと思って加害者になってしまう可能性があります。なので、本当に注意が必要です。

そしてこのように複雑なセクハラですので、判断基準もしっかりと個別の状況を客観的に判断する必要もあるし、また性自認と性的指向の一致するしないという問題もあるので、被害者の主観も十分に考慮される必要があります。これ素人でここまで全部カバーするのは本当に難しいので、やっぱりまずは適切な窓口に相談するのが吉だと思いますね。

何度も言いますが、いきなり訴えるとかそういう話をしているわけじゃないので、まず相談ですね。気軽に!
泣き寝入りしないで、我慢しないで、相談して解決していってほしいなと思います。

というわけで「セクハラ問題」理解していただけましたか? 色々と思っていたより複雑だと思うんですけれども、みんなが不愉快なく、気持ちよく仕事が出来るような環境作りができればいいかなと思います。

ではまた次の講座でお会いしましょう。ごきげんよう。

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