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【説得力のある話し方 第二回】話し方にはメリハリを

皆さんこんにちは、戦略デザインラボ中小企業診断士の岡本です。今日は「話し方にはメリハリを」ということで、話し方の抑揚とといったものの他に、間の取り方というものを学んでいきましょう。
私も実はこの抑揚と間の取り方、そんなにできていません。結構難しいです。結構難しいと思っていただいて構わないのですが、ただ意識していないと絶対にできないことですので、ぜひ今日の講座を通じて学んでいただきたいと思います。

メリハリを大切に

では漫画の解説に進んでいきます。まず冒頭ですが、プロモーション企画で天龍さんがプロモーションしているところから始まります。ですが途中で社長が退席しちゃいましたね。これ、プロモーション企画としてはあんまりよろしくなかったということですかね? というよりも、プレゼンがうまくいかなかった。
さあなぜでしょう? 諏訪さんが早速フォローに入っています。原稿はとても良いと言っていますが、では何が悪いのでしょうか、考えてみましょう。原稿が良いということは、話し方ですね。話し方がまずかったと考えられますよね。

話し方のどこが悪かったのでしょうか? ここで諏訪さんは説明しておりますが、説得力ある話し方には”メリハリ”が重要だと伝えていますね。メリハリとはどういうことかというと、声の大きさ、声の高低、そういったところをうまく変えていく。そうすると相手に伝わりやすくなるということですね。

私も講座を解説しているとき、重要なポイントは少し補足しながら、遅く話したり抑揚をつけて話したりしています。こんな形で喋ると、相手に伝わりやすくなります。そして説得力のある話し方になります。

ゆっくり話し、間を意識する

諏訪さんがわざと「今月は売上目標を達成しま…」と言ってますが、これだとよく分かりませんね。これが先程の天龍さんのプレゼンでまずかった部分じゃないか? と諏訪さんは解説しています。そしてもう一つ、ゆっくり話すと良いと。一分間に歯300文字程度の速さ、これ実際にどのくらいなのかは測ってみないと分かりませんが、今私が話しているスピードで、おそらくこの300文字よりも早いです。

こうやって考えるとかなりゆっくりですよね。プレゼンで特に重要ですが、あんまり早く話してしまうとポイントが分からなくなってしまいますので、300文字というものを意識してください。
必ずしもこの1分300文字で話す必要はないのですが、これを意識するだけでゆっくり話そうという気になりますので、ぜひプレゼンの際には意識してみてください。

あと、”間”をうまく取っていただくと良いです。私はシーンと静かな間が嫌いなので、ついしゃべってしまいます。この間を取るというのは大変難しいですが、ぜひ意識してみてください。そうすると、少しずつうまく話せるようになりますし、話に説得力を持たせることができます。

実践に向けて

では今日の重要ポイントの解説に進みます。まず一つ目、声にメリハリをつける。重要なところを伝えたいシーンでは、音量を大きくする。そして声の抑揚をつける。こうするととても上手くいきます。
ここのチェックのところ見ていきますと、自信を持って語尾までしっかりと発音する。口を大きく動かすと、声が大きくはっきりする。これ私も実はなかなかできていません。あと口角を上げる、ここですね。ここを上げると声が高く、明るくなる。これも意識していても実践するのが難しいですが、ただ意識していないといつまでも変わりませんので、必ず声にメリハリをつけるということは意識して実践してみてください。

そして”間”を恐れない。日本人だと特にそうですが、シーンとした場面を嫌いますよね。私もそうです。次は何を話そうか? と考えちゃいますよね。この間を恐れないということは会話のリズムを作るのにとても大事です。間を作らないと、話すスピードが速くなってしまいます。これは本当にあります。
ちょっと間が怖いなあ…と考えてしまうと、次に何か変な言葉が出てしまうんですよね。無理やり浮かんだ言葉が口から出てしまうので、相手のことを考えた会話になりません。ですので、間を恐れるのはやめた方がいいということです。何か話さなきゃということで、話に抑揚がなくなってしまいますよね。

間を作るとどんな良いことがあるかというと、話にリズムが出来ます。話にリズムができると相手も聞き取りやすく、またその空間が居心地が良いものになります。そしてもう一つ、聞き手の関心を高めることが出来ます。
実際、相手にずっと喋られると、何かこう身構えてしまいますよね。これが間を上手くを作ってくれる方ですと、かなり聞きやすいですよね。こっちが話してもいいんじゃないかな? と、間があることで相手も落ち着く効果もありますね。

このように、間を作らないと相手にメッセージが届かない。しかし間を作るとメッセージが届きます。これは皆さんもおそらく経験があるんじゃないかと思います。思い浮かべていただきたいのですが、間を作らない方と喋っているときに、どういう気持ちになりますか?
何か少し圧迫されてるような感じになりませんか? 逆に間を恐れない人、つまり間を作る方が相手だと、話していてそんなに居心地悪くは感じませんよね。実際に、この人苦手だな…って感じる人は、間を取らない人が結構多いです。

相手の間を見る

この人、何か圧迫感を感じるなぁ…とか、ちょっと居心地悪いなぁ…と感じた時には、ぜひ相手の喋り方や間の取り方を見てください。そこで間を作っていないようであれば、こうやって間を作らないと相手はこう感じるんだなぁ…と、ぜひご自身で身をもって体感してみてください。
そうすると、間というものをいかに大事か分かります。ただこの間は分かっていてもなかなか作れるものではありません。ですので、1日ずつ意識しながら、間の取り方を前提にして喋ってみてください。

そうするといつの間にかできるようになります。実際に私も意識するようになってから少しずつ良くなっています。今日から必ず、この間というものを意識してみてください。

はい、いかがでしたでしょうか?
お客様のところに行きました、そこでバーッと喋ってしまう。それから、抑揚をつけずに喋ってしまう。そうすると第1印象は最悪ですよね。先ほどの天龍さんのプレゼンも、バーッと喋って抑揚なくボソボソとやってしまうと、もうそれだけで印象悪いですよね。
ですので、抑揚をつけたり声のトーンを変えていく。声量も含め、そのような部分を意識してみてください。

はい。では今日の講座は以上となります。また次の場所でお会いしましょう。

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説得力のある話し方

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