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【人が集まる採用活動 第三回】お金をかけなくても人は集まる

皆さんこんにちは。戦略デザインラボ 中小企業診断士の岡本です。
今日は「お金をかけなくても人は集まる」です。「本当か!?」と言われそうですけども、これには少し語弊がありまして、ちゃんとやればお金をかけなくても人は集まるということです。
では実際にどうやっていくのかを、漫画と一緒に見ていきましょう。

比較対象に入るために

早速漫画へ進みます。前回の続きで「媒体選びに関しては次回詳しくやりましょう」ということで、今回のポイントは「コンテンツは媒体に合わせて加工する必要がある」ということ。
これはとても重要です。今回の大きなテーマとなりますので、しっかりと覚えておいてください。

例えばハローワークの求人票には「指定された型」がありますよね? これを最大限活用していく必要があります。

漫画右下の図の左側と右側を見てください。左側は「建設業・いろいろお願いします」とあります。まあこれでは全然ダメですよね。
これに対して右側、非常に具体的に書いてあります。これは私もセミナーでよく言っているのですが、そもそも内容(中身)が分からなければ比較対象になりません。この左側のほうですと比較の時点で「ここはもう必要ないな」と思われてしまいます。

「ここは私に必要な情報を提示している会社ではない」、つまり「自分は必要とされていない会社だ」と思われてしまいますので、そこは気をつけてください。

もう一つ、検索にひっかかるようにしたいときや、SNSの発信力を上げたい時も同じように媒体に合わせ、コンテンツの中身を合わせていく必要があります。

検索エンジンやプラットフォーム、こちらにも発信の型があります。ただこの発信の型は、ちょっと勉強しなければいけませんので、一番手っ取り早いのは「高く評価されているもの」それから「検索に上位にくるもの」を真似てみるのが非常に大事です。

真似ることは、型を勉強するよりも「これってこういう風に作られているんだな」「こういうところまで採用したい人の気持ちに沿って発信しているんだな」など非常によくわかります。
なのでまず真似をするということは、とても重要です。

誰に・どうやって・何をの順で

次に、採用活動の基本は「誰に・何を・どうやって」これを改善していくということ(既にお話ししましたね)、「何を」すなわち情報の内容ですね。このコンテンツですが、ここは届けたい相手によって変える。そして媒体に合わせた形にするという必要があります。

前回「誰に・何を・どうやって」の順ではなく「誰に・どうやって・何を」の順のほうが良いですというお話をしました。
これは、発信の内容は「相手を決めて【誰に】・媒体を選んだ後に【どうやって】・コンテンツ【何を】」を考えた方がいいということになります。

ただ会社として伝えるべき事の核は、つまりコンテンツの核は「どうやって」の媒体によって変わることはほとんどありません。つまり何をアピールするかの選択肢は数多くあります。
ただ、大企業のような大規模なリクルーティング活動をしなくても、しっかりと情報を届けることさえできれば「地域でナンバーワンの会社になる」というは可能性があるということになります。

相手は何を求めているのか

この何をアピールするかの選択肢。皆さんも一緒に考えてみましょう。
自社の業務内容、それから組織風土(会社の文化とかですね)そういったものでアピールできるものってありませんか?
例えばこの「仕事内容・勤務エリア・給与/休日」も伝える核として絶対に必要なものですが、やはり一番に求職者が考えているのは「その会社はどういった会社なのか?」これがとても重要です。

なので、皆さんの会社・事業はどういった特徴があるか? どのように求職者に対してメリットがあるか? 働き甲斐があるか? というのも一旦棚卸しをしてみましょう。

今お話しした内容は、また次回以降にやっていきますね。今回は「誰に・何を・どうやって」を「誰に・どうやって・何を」という順で取り組むということをやりました。

次はいよいよ「何を・どうやって」というところを具体的に詰めていきます。流れとしては①当事者に聞いて魅力を発掘する ②媒体を選ぶ ③媒体に適した形で情報を発信する となります。
こちらの流れは次回やりますので、ひとまず頭に入れておいてください。

まとめ

ではまとめに入ります。
「コンテンツは媒体によって加工すべし」
媒体によって魅力的に見える表現方法は違います。高く評価されているものを研究して真似ることで、その媒体に合った表現方法が分かりますので、まずは真似るということを意識してください。

「発信内容は相手と媒体を決めた後に決める」
「どうやって」のところが決まると、「何を」という発信内容はとても決まりやすくなります。これが逆になりますと、最後の「どうやって」でメディア媒体に合わせて情報を加工しなければいけなくなるということがありますので、「どうやって・何を」の方がやりやすいということになります。

「何を・どうやって の決め方」
①当事者に聞いて魅力を発掘する
②媒体を選ぶ
③媒体に適した形で情報を発信する
ここで「どうやって・何を」になっていないと思われるかもしれませんが、①のコンテンツの部分を全部決める必要ありません。一旦魅力を発掘しておいて媒体を選んで、媒体に適した形で情報発信する。つまり「何を」の③でコンテンツのところをしっかりと固めるという内容になります。

つまり先に軽く魅力発掘をして(コンテンツ)、媒体を選んで、最後にコンテンツを固めていくという内容になります。この部分を次回しっかりと解説をしてまいります。

いかがでしたでしょうか。今日は基本的に「誰に・何を・どうやって」のうちの「誰に・どうやって・何を」の部分を中心にご紹介をいたしました。
特に「どうやって」というのは、色々な媒体(メディア)がありますが、オフラインとオンラインこの2つの軸で考えると非常に整理がしやすくなります。ぜひその軸で考えてみていただければと思います

今日の講座はここまでとします。また次の講座でお会いしましょう。

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